初夏の短い期間にでてくる生のあんず(杏子)
その美味しさもさることながら、あんずには女性に嬉しい効果や効能もたっぷり入っているんです。
あんずとアプリコットの違いや、私が毎年作っている美味しいあんずジャムの作り方も画像を使ってお伝えします。
そして、あんずの効果・効能についてもお知らせしますね。
あんずとアプリコットの違いは?
あんずを英語にするとアプリコット。
あんずはバラ科サクラ属の木で、実は梅の木ととてもよく似ています。
桃色の花を見て梅だと思ってしまう人もいるので、実がなるまでは分からないかもしれませんね。
あんずが熟すと綺麗なオレンジ色で本当においしそうで幸せな気持ちにさせてくれます。
あんずとアプリコットの特徴の違い
あんずが東洋種と言われ、あんずは酸味が強く甘みが控えめ。
アプリコットが西洋種と言われ、あんずに比べて少しサイズも大きめで甘みが強いのが特徴ですね。
ドライフルーツとして売っているあんずはほとんどが、西洋種のアプリコット。
トルコ産のアプリコットが多いようです。
原産国は1位がトルコ、ウズベキスタン、イラン、アルジェリア、イタリア、アフガニスタン、スペイン、ギリシャ、パキスタン、モロッコと続きます。
この10か国だけで世界の70%の生産を占めているので、アプリコットのドライフルーツを買った時に確認してみてください。
結構、トルコ産が多いと思いますよ。
美味しいあんずジャムの作り方
あんずの収穫時期はとても短く、スーパーなど店頭に並ぶのは6月下旬~7月の中旬位の約2~3週間。
ちょっと見逃すともう手に入らないくらいの勢いなので、見かけた時は即購入をおすすめします。
私は、今年、7月17日にゲットできました。9個入って税込750円。
まるまるとして、見るからに美味しそうです。
最初はやさしく水洗いします。
キッチンペーパーで水気をしっかりふき取ります。
そして、くぼみについているヘタを爪楊枝でとりだします。
それでは早速、あんずジャムを作りますよ~
あんずジャムの食べ方
あんずジャムをしっかり煮詰めてトロトロにするとトーストなど、挟んで食べるときはたれなくていいかもしれません。
煮詰めた方が水分もなくなり保存期間も長くなります。
私は、ヨーグルトにのせて食べる事が多いのであまり煮詰めません。
なにしろ、美味しくてなくなるのが早いので長くもたせる必要もない感じです(^^;
甘酸っぱいあんずジャムは思わず「美味し~💛」と笑顔にさせてくれます。
あんずの女性にうれしい効果・効能
あんずって名前も可愛いですし、見た目もきれいなオレンジ色でいかにも女性好み!
その見た目の魅力だけでなく、女性にうれしい効果や効能があります。
是非、味も楽しみながら、その内容を覚えておきましょう。
美容効果
緑黄色野菜にたくさん含まれていると言われる今注目のβカロテン。
意外なことに、あんずにも小松菜やホウレン草などと同じレベルのβカロテンが含まれています。
βカロテンは女性の見方!
βカロテンは体内でビタミンAへと変換されます。
そして、このビタミンAにはなんと、新しい皮膚を作り出すという特徴があるのです。
ニキビ・シワ・乾燥などの問題を抱えた古い皮膚から、新しいキレイな皮膚へと変えてくれる働きがあるんですね。
この作用でまさに美肌効果が期待できるというわけです。
種(杏仁)の効果
あんずの種は杏仁といいます。
そうです!みんな大好きな杏仁豆腐にも使われているあの香り。
あんずの種をぱかっとあけると白い種核の部分が出てきます。
これを使って杏仁豆腐が作られているのですが、この白い種核の部分に驚きの効果があるんです。
それは、保湿効果!
杏仁にはとても高い保湿力があるので、スキンケアオイルが作られています。
その杏仁オイルは美肌を作る作用があると言われています。
保湿効果があるので、もちろんシワ改善に役立つ効果も期待できます。
まとめ
あんずとアプリコットの違いについてお伝えしました。
あんずを英語で言うとアプリコットになるので意味は同じなのですが、あんずは東洋種、アプリコットは西洋種と分ける事ができました。
生のあんずが出回る時期は短いので、見つけたらすぐ買いです。
簡単にジャムを作って味わって見て下さい。とろ~とした甘酸っぱいジャムは女性好みだと思います。
(あんずには糖分が含まれていますので、食べすぎには注意が必要です。)
でも、あんずの効能も女性にうれしい美容効果がありましたね。
見た目も可愛いあんずちゃん、是非注目してみて下さいね。