年に2回あるお彼岸。
2019年秋のお彼岸の時期はいつからいつまでなのか、ご存知ですか?
そして、お彼岸につきのものなのが、おはぎですね。
よく耳にするおはぎとぼた餅、違いについて。9
お彼岸の意味や由来をまとめてみました。
2019年のお彼岸の時期はいつ?
お彼岸の日にちは春分の日、秋分の日を中心にその前後3日間と決められているので、計7日間です。
祭日も毎年変わりますので、春分の日と秋分の日が中日と覚えていけば覚えやすいですね。
2019年秋のお彼岸は9月20日(金)~9月26日(木)です。
9月20日(が彼岸の入り、中日は9月23日(金)、彼岸明けは9月26日(木)となります。
お彼岸の由来をわかりやすく
お彼岸は日本独自のものです。
仏教を日本に伝えた聖徳太子が考えたと言われています。
3月の春分の日と9月の秋分の日は1年間の中で最も太陽が真東から昇り、真西に沈んでいくという日。
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるようにその日を境目に季節が移り変わって行くという日なんですね・・・
そして仏教の世界ではこの日がご先祖様のいる世界と私たちが住む世界が最も通じやすい日とされたようです。
私たちに住む世界は”此岸”(しがんと読みます)と言われ東に位置しているとされています。
ご先祖様のいる世界が”極楽(彼岸)”といい西に位置しているとされています。
昼の時間と夜の時間が同じ12時間あるこの日が、ご先祖様や故人の方への想いと一番通じやすくなっている日。
その日をお彼岸に定めて、仏壇を掃除しておはぎをお供えしたり、お墓参りをして先祖を供養する日なんですね。
”おはぎ”と”ぼた餅”の違い
”おはぎ”も”ぼた餅”も同じものと考えている方も多いと思います・・・私もそうでした(^_^;)
実は粒あんかこしあんかで呼び方が変わってくるんです。
「おはぎが粒あん」で「ぼたもちがこしあん」です。
”おはぎ”は秋に咲く「萩の花」から”ぼた餅”は春に咲く「ぼたんの花」からつけられたようです。
どちらもお彼岸に時期に咲く花なんですね・・・言葉って面白いですね^^
あずきの収穫時期は9月~11月です。
豆は新鮮だと皮も柔らかく、秋に食べるのは新鮮な粒あんでおはぎ。
春に作る時は皮を取り除いたこしあんでぼた餅となるんです。
お供えは何故おはぎなの?
昔から、赤い色には魔除けの意味がありました。
赤い色の小豆が邪気を払ってくれる信じていたんですね。
昔は貴重だった小豆と砂糖を使いもち米につけた食べ物をご先祖様に供えること。
「これからも家族が元気で暮らせるように」とお願いしていたんですね。
最後に
お彼岸由来やおはぎについて知ると、お彼岸についても興味がわいてきます。
このように、いろいろな行事にはそれぞれ意味があるんですね。
そして、季節の変わり目のお彼岸にお墓参りをしておはぎを食べると、また違った感情が沸いてくるかもしれませんね。
おはぎ以外でも故人の好きだったものをお供えすると喜ぶかもしれません。
お彼岸に故人を偲ぶいいきっかけになれば幸いです^^
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